睡眠時無呼吸症候群の危険性

睡眠時無呼吸症候群の危険性

夜間に適切な睡眠をとらないと、日中の人間の活動に支障が出てしまいます。
しかし一方で自分が眠っている間のことは自分自身では分からないので、きちんと睡眠をとっているかの判断は難しいでしょう。日常生活のちょっとした違和感から、自分の睡眠のおかしさに気づくケースも少なくありません。

 

そんな分かりづらい睡眠の中でも睡眠時無呼吸症候群は、放置すると命に危険が及ぶ怖い症状です。
突然死に直結する動脈硬化や心筋梗塞、脳こうそくのリスクをあげてしまう点も危惧すべきところですが、それ以外にも日中に突然襲われる強い眠気によって引き起こされる事故も大きな問題となっています。
この強烈な眠気は、睡眠時無呼吸症候群の症状と密接に関係しています。

 

何故かというとこの病気は眠っているうちに呼吸が止まって、無意識のうちに何度も目を覚ましてしまう特徴があるからです。症状が重たいケースでは一時間布団に入ってしっかりと眠っているつもりでも、100回以上目を覚ましているというデータも存在するほどで、睡眠時無呼吸症候群の患者は健康な人と比べても交通事故を起こす割合が2倍から7倍に膨れ上がっています。
突然死は患者自身の命を危うくしますが、人通りや車の行き交いが多い場所で交通事故を起こせば、患者のみならず他者にも被害が及ぶでしょう。つまりそれだけ睡眠時無呼吸症候群は、危険度の高い病気なのです。

 

日中の強い眠気のほかに、しっかりと眠っているはずなのに熟睡した気持ちよさがないなどが、睡眠時無呼吸症候群の自覚症状となっています。その他にも目が覚めた時の頭痛も患者自身が気づきやすい症状ですが、これらの症状に心当たりがある人は、一緒に暮らしている家族に自分の睡眠時の様子を聞いてみるのが一番です。
何故かというと睡眠時無呼吸症候群の一番大きな特徴は大きないびきであり、そのいびきが突然数秒間止まることだからです。このポイントは患者自身よりも周囲にいる人間のほうが気づきやすいため、これらの症状を早い段階で見つけて治療することが出来れば、睡眠時無呼吸症候群がもたらす危険性を抑えることが可能になるでしょう。